「アリーナ着工ちょっとまった!1/25市民のつどい」決議
京都府は1月16日、18日と、3月アリーナ着工を目前にして「向日町競輪場の再整備に係る住民説明会」を開催しました。
昨年4月から8か月ぶりの説明会にもかかわらず、今回の説明会においても、残念ながら住民が望む具体的かつ十分な説明が行われず、多くの近隣住民の発言を封じたまま時間切れと称して終了が宣告されました。
これまで西脇知事はアリーナ整備にあたっては、「(地元住民に対し)丁寧な説明を行う」ことを繰り返し言明してきましたが、その実態は全く違ったままで今日に至っています。
すでに2月には起工式が予定されており、このままでは3月からほぼ3年以上にも及ぶアリーナ・競輪場と大掛かりな工事が強行され、向日市民はじめ周辺住民は否が応でもこの工事に付き合わなければなりません。さらに、開業ともなれば向こう30年間、アリーナと競輪場に向き合うことになり、向日市民や周辺住民に具体的かつ納得のいく説明がつよく求められます。
特に、「アリーナ整備・運営事業契約」では、事業者である大林組は近隣住民に対し、説明を行い、その了解を得るよう努めなければなりません。しかし、この義務はまったく尽くされておらず、その一方の契約者である京都府の責任も重大です。
安田向日市長が3年前、「アリーナ誘致」を表明し、これを受けたかたちで向日町競輪場に決定した経過があります。
西日本一狭い市域である向日市のなか、狭い道路が重なり合う市街地に果たしてアリーナ誘致が適切だったのか、十分な検討が求められます。
同時に、市民がこの問題で切実に声を上げているのであれば、先ず自治体の長として、また誘致した責任者としてその声と向き合うことが求められます。
アリーナによる生活環境悪化、安心・安全な市民生活の阻害に向き合わず、府任せにするのでは、無責任の誹りを免れません。
本日、私たちはこのような京都府の不誠実な姿勢のまま3月着工を控えるもとで、力をあわせ、知恵を出し合い「着工延期」を目指すことを確認し、あわせて以下の項目の実現を求め、決議します。
1 京都府は住民の理解と納得を得られるよう努め、具体的かつ実効性のある対策を示すこと。それまでの間、工事着工を延期し、住民と真摯に向き合うこと。
2 京都府は近隣住民、西京区住民の声を聴く説明会を開催すること。
3 向日市は住民の声に耳を傾け、生活環境悪化、道路管理など万全の措置を講じるとともに、自らが府に出した要望事項への府の具体的対策が不明であるもとで工事着工延期を京都府に申し入れること。
以上、決議する。
2026年1月25日
アリーナ着工ちょっと待った? 1/25市民のつどい

